ことのはじまり
前回の記事でKindleFireHD10(13世代)にUbuntuのGUIを構築したが日本語入力がうまく起動しなかった。ブラウザも使いたかったし、Ubuntuを捨ててDebianに切り替えることにした。
以下その手順のまとめ。
状況整理(環境と症状)
環境は次の通り- KindleFireHD10(13世代)
- Termux上にUbuntuをインストールし、xfce4でGUIを利用
- 日本語入力はibusとAquaMozcを利用
- AquaMozcの設定画面をGUIで開くとどこかをクリックした瞬間落ちる
- 最初は起動していてくれたibus-daemonが途中から起動しなくなる(手動起動も不可)
日本語環境の設定はこの記事を参考にした。
debianの構築
そもそも論として、ubuntuの入れ方とubuntuが相性が悪いのではと疑い始めprootを経由してdebianを構築することにした。手順としては以下の記事のubuntuをdebianに読み替えて手順を進めればよい。 debianのインストールが完了したら以下のコマンドを実行して必要なものをインストール
apt-get update && apt-get upgrade -y
apt-get install sudo-y
apt-get install xfce4
apt-get install ibus-mozc
xfce4は前回の記事通り数時間かかるのでしばらく待つ。
日本語環境の設定と問題とソリューション
上記の記事に従って日本語環境設定しても上記の症状は改善しなかった。そこで、以下の方針で解決することにした
- ibusを手動で起動する
- 手動起動に伴いibus-daemonの自動起動設定は削除する
ibus start
これでとりあえず安定して日本語入力ができるようにはなる。
しかし結果としてAquaMozcのGUI問題は解決できなかった。
結論としてはとりあず使えるのでヨシッ