2016年ロシアは525機の弾道ミサイル発射機と1800発の核弾頭を保有していると推定された。2015年9月、新スタート条約に基づ情報交換で、ロシアは、1648の新スタート対応核弾頭と526の発射機を保持していると報告した
戦略任務ロケット軍は、902の核弾頭を搭載可能なミサイルを含む、299の作戦状態にあるミサイルシステムを保持していると推測される。これらには、46のR-36M2(SS-18)、30のUR-100NUTTH(SS-19)、72の路上装甲型トーポリ(SS-18)60のサイロ発射式と18の鉄道発車式のトーポリM(SS-27)システム、73のRS-24を含む
ロシアの戦略任務艦隊は、10隻の作戦状態にあるSLBMを搭載した戦略ミサイル潜水艦を保有し、これらの潜水艦は160発のミサイルをもって702発の核弾頭を搭載可能である。
5隻の作戦状態にあるプロジェクト667BDRM潜水艦が北方艦隊に籍を置いている。これらの潜水艦は80のR-29RM(SS-N-23)発射機を装備している。16機のブラバSLBMを搭載したプロジェクト955の一隻もまた北方艦隊に籍を置いている。残る太平洋艦隊基地には、36発のR-29R(SS-N-18)ミサイルを搭載した667BDR(デルタⅢ級)潜水艦2隻と32機のブラバSLBMを装備したプロジェクト955潜水艦2隻が配備されている。
ロシア戦略航空任務部隊は、全体で200の長距離巡航ミサイルと爆弾を使用可能な66機の爆撃機から構成されている。これらの爆撃機は、11機のTu-160(ブラックジャック)と55機のTu-95MS(ベアH)である。これら爆撃機は、様々な改修を受けたKh-55(AS-15)およびKh-101巡航ミサイル、そして自由落下爆弾を搭載可能である。
2015年11月、ロシアは、新世代早期警戒システム、EKSの最初の衛星を打ち上げた。この衛星は現在試験中である。
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