2025年11月3日月曜日

Unihertz Titan2が届いたので初期設定する

 Unihertz Titan2が届く!

クラウドファンディングで出資していたTitan2がやっと届いたので設定していく。



コンテンツ

  1. キーボードの設定
  2. ショートカットキーの設定
  3. Termuxの導入
  4. まとめ

1. キーボードの設定

初代からTintanシリーズはキーボードをなぞってスクロール操作が可能なのだが、Titan2ではなんとデフォルトでは無効になっている。

画面を回すアシスタントの設定

  • 設定 > ジェスチャー > キーボードのジェスチャー >  画面を回すアシスタント
の順番に設定を開き有効化する。

Titan2の設定画面(キーボードスクロール)


カーソルアシスタントの設定

Titan2にはまたカーソルをキーボード上のタッチでスクロールさせる機能があるのだが、これまたデフォルトでは有効になっていない。



これもまた
  • 設定 > ジェスチャー > キーボードのジェスチャー >  カーソルアシスタント
の順に開きオンにする。
カーソルアシスタントの有効化



固定キーの設定

初代TitanではAlt/Shiftキーを一度クリックすると次の文字までクリック状態が維持されたが初期設定のTintan2ではクリック状態が維持されず、Alt/Shiftキーを押しっぱなしにしないと文字や記号が入力できない。これは下記の設定をオンにすることで解決できる。結構下の方にあるので見落としやすい。
  • 設定 > ユーザー補助>物理キーボードのオプション>固定キー
固定キーの設定


2.ショートカットキーの設定

Tintan2にはショートカットキーとして常用しやすいキーが4つ配置されている。

割り当て可能なショートカットキー

もちろん、通常のアルファベットキーにも設定可能であるが、ここではFunc1, Func2, sym, fnの4つへの割り当てを考える。キーへはアプリの起動やカメラといった機能のほか、CtrlキーやTabキーなどこの後で使用するTermuxでは必須のキーも含まれる。

割り当て可能なキー

デフォルトで割り当てられていないのは、タブキー及びCtrlキーなので、Func1にCtrlをFunc2にタブキーを割り当てた。
CtrlキーはTermuxではVolume Downに割り当てられているの割り当てる必要はないが、他のアプリ(Vivaldiなど)で使えるので割り当てた。

3.Termuxの導入

Titan2を購入したのはこのためといってよい。言わずと知れたターミナルエミュレーターアプリであるTermuxを導入する。
Google Play版は非推奨なのでF-Droidからダウンロードする。


Android15となり警告が表示される無視してインストールする。

デフォルトではソフトキーボードに必要なキーが足りないので~/.termux/termux.propertiesを編集する。
Titan2ではスクリーンキーボードがうまく動作せず、termux.propertiesへの直接入力はできない。Termuxのソフトキーボードを左にスワイプして表示される入力画面からなら動作するのでそれを利用した。

Termuxの入力画面

最終的にはこのような仕上がりとした。popupkeyを使い上へスワイプして別のキーを入力できる。

記法などはWikiなどを参考にしてほしい。



まとめ

Titan2が届いたのでひとまず必要最小限の初期設定をした。カーソルアシスタントが開きずらかったりするが、全体的にビルトクオリティも高く、今感じている欠点もソフトウェアで修正できそうなので期待している。